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詳細:作業と成果物
概要で示した作業を、Input / Output、依存関係、完成条件まで具体化します。成果物は名前だけでなく、次工程が使える状態まで仕上げます。
1. Outputの目的と完成条件
| Output | 目的・役割 | サンプル/記載事項 | 完成条件・次工程 |
|---|---|---|---|
| 移行実行環境 | 本番データを安全に扱い、権限・接続・ログ・再実行を管理できる土台を作る。 次工程:ETL実装、リハーサル、本番実行の実行基盤に使う。 | 環境構成図、接続先、サービスアカウント、秘密情報管理、暗号化、ログ保存先 | 接続テスト、権限レビュー、監視・ログ確認、バックアップ/復旧手順の検証が済んでいる。 |
| 移行プログラム/スクリプト | 抽出から投入までを再現可能・自動化可能な処理として実装する。 次工程:単体/結合テスト、リハーサル、本番移行で同一版を使う。 | ソース、設定、マッピング、変換、例外処理、終了コード、実行ログ出力 | レビュー済みコードを同じ入力で再実行でき、成功・失敗・スキップを判別できる。 |
| データ突合プログラム | 移行前後の差異を自動検出し、確認作業を属人化しない。 次工程:テスト合否、Go/No-Go、移行後の整合性確認に使う。 | 件数、金額・数量合計、キー別件数、ハッシュ、エラー件数、差異明細 | 正常系・差異系のテストが済み、許容差と差異出力の確認方法が決まっている。 |
| 移行ジョブフロー | 依存関係のある処理を決められた順序で実行し、失敗時に止められるようにする。 次工程:リハーサルと本番移行の自動実行、進捗監視に使う。 | ジョブ依存関係、開始条件、リトライ、タイムアウト、通知、再開ポイント、実行履歴 | 正常系・異常系・再実行を検証し、監視通知と担当者の対応手順が確認されている。 |
2. 作業・Input / Output・依存関係
| 作業 | 概要 | Input | Output | 先行依存 | 区分 |
|---|---|---|---|---|---|
| 3-1. 移行環境の構築 | 移行用サーバー、ネットワーク経路、ストレージ、暗号化・権限の設定 | 2-5 移行手順書(初版)、インフラ構成図 | 移行実行環境 | STEP 2 | 必須 |
| 3-2. ETL/移行処理の実装 | 抽出、クレンジング、変換、投入、ログ出力モジュールの開発 | 2-3 データマッピング定義書、2-4 データクレンジング仕様書 | 移行プログラム/スクリプト | 3-1 | 必須 |
| 3-3. データ突合プログラム実装 | 件数、合計金額、ハッシュ値などの自動突合プログラムの実装 | 2-3 データマッピング定義書、3-2 移行プログラム/スクリプト | データ突合プログラム | 3-2 | 必須 |
| 3-4. ジョブ自動化構築 | Airflow/Control-M等を用いたジョブの自動化スクリプト構築 | 3-2 移行プログラム/スクリプト、3-3 データ突合プログラム | 移行ジョブフロー | 3-3 | 任意 |
3. 補助的に用意する文書・ツール
4. 変更・履歴管理
- すべての移行プログラムコードはGitで管理し、リリースバージョン(タグ)を付与する。
- 本番移行実行時には、承認済みの特定のコミットハッシュ(Git Commit Hash)のコードのみを使用する。
5. このStepの完了条件
変換・投入・検証を繰り返し実行できる移行基盤を整え、本番移行に備える。