STEP 01 / 06
Step 01: 計画 - 詳細(作業・成果物)
移行対象のシステムとインターフェースを漏れなく特定し、対応方針・責任・更新ルールを定め、移行範囲と計画を合意する。
02
詳細:作業と成果物
概要で示した作業を、Input / Output、依存関係、完成条件まで具体化します。成果物は名前だけでなく、次工程が使える状態まで仕上げます。
1. Outputの目的と完成条件
| Output | 目的・役割 | サンプル/記載事項 | 完成条件・次工程 |
|---|---|---|---|
| 移行基本方針書 | なぜ移行するか、何を成功とするかを意思決定者と共有する。 次工程:全工程の判断基準、計画変更、Go/No-Goの前提に使う。 | 目的・対象範囲・KPI・予算・体制・主要マイルストーン・意思決定ルール | スポンサーと業務・IT責任者が、目的・対象範囲・KPI・予算・体制を承認している。 |
| システム・IF移行マスター | 移行対象と依存関係を漏れなく識別し、唯一の正本として管理する。 次工程:データ対象の選定、影響分析、移行順序、テスト範囲の起点に使う。 | システムID、IF ID、送信元/先、形式、周期、所有者、6R、スコープ、証跡リンク | 一覧が複数の情報源と突合済みで、未確認・重複・スコープ外の扱いが明示されている。 |
| 系統別移行方針書 | システムごとの移行・再構築・廃止などの対応方針と根拠を残す。 次工程:設計の対象範囲、アーカイブ、テスト、切替方式の前提に使う。 | 6R方針、判断理由、前提、依存関係、リスク、承認者、変更履歴 | 全対象システムに方針と根拠があり、未決定項目の責任者と期限が決まっている。 |
2. 作業・Input / Output・依存関係
| 作業 | 概要 | Input | Output | 先行依存 | 区分 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1-1. 目的・目標の設定 | 移行の目的、KPI、成功基準、予算、体制を定義 | プロジェクト基本計画、業務要件書 | 移行基本方針書 | なし | 必須 |
| 1-2. システム・IFの棚卸し | 現行・新システムおよび連携IFの一覧化 | 現行システム構成図、現行IF仕様書 | システム・IF移行マスター | 1-1 | 必須 |
| 1-3. 6R戦略・方針の決定 | システムごとの対応方針(Rehost, Replatform等)の決定 | 1-2 システム・IF移行マスター | 系統別移行方針書 | 1-2 | 必須 |
| 1-4. 移行マスターの運用定義 | 正本の一元管理方法、IDルール、承認権限の定義 | 1-1 移行基本方針書 | マスター管理規程 | 1-1 | 必須 |
| 1-5. 高レベルアーキテクチャ検討 | 移行ツール・EAツールの導入評価 | 1-2 システム・IF移行マスター、1-3 系統別移行方針書 | ツール選定評価書 | 1-3 | 任意 |
3. 補助的に用意する文書・ツール
4. 変更・履歴管理
5. このStepの完了条件
システム・インターフェース移行マスターが関係者に承認され、対象・非対象、依存関係、6R方針、責任者、更新手順をプロジェクト完了まで追跡できる状態をつくる。